蔵王から山形市街に戻り、13号線を北に上って山寺に。
12時過ぎに、ナビ任せで到着。
「えんどう」さんというお土産物屋さんに車を停めた。
駐車料金は、¥500であるが、帰りに千円以上の買い物をすると無料とのこと。
この辺りのお店は、だいたいそのようなシステムのようである。
ふーむ・・・山の上に見えるのが山寺か。
お店の人に聞いたら、登って・下って約1時間とのこと。
雲行きが怪しいので、傘を持って行くことにする。
立谷川の橋を渡ると
左手に、対面石。立石寺開山にあたっての伝説にもある石だとのこと。
橋を渡って右手に折れると、登山口かな・・・ と、思ったら、もう少し先が登山口の案内。
どうも、ここが正規の登り口のようだ。
さて・・・階段を登ろうか。
これが本堂。
登山口は、ここらから左に折れて進む。
途中に松尾芭蕉の銅像と有名な句碑がある。
「閑さや 岩にしみいる 蝉の声」
隣には、芭蕉の門人 曽良の像が並んでいる。
宝物殿の前を通り過ぎて
やっと、登山口に(-。-)y-゜゜゜
入山料を¥300払って、いよいよ1000余段の登山開始。
ゆっくりと写真撮影をしながら登る
磨崖仏が階段沿いの岩に彫ってある。
石を避けて階段を造ったのか、それともあとから石が落ちて来たのか。
この寺の創建は、860年(貞観2年)、その9年後 東北地方は、貞観の大地震に見舞われている。
岩がせり出している階段。ここが一番階段の狭いところで「四寸道」(14cm)と呼ばれているとのこと。
だいぶ疲れたなぁ と休憩しようとしたら、せみ塚なるもの。
芭蕉の句をしたためた短冊を埋めて、塚を建てたところらしい。
更に上ると、せり出してくるような弥陀洞(みだほら)に到達。
まだ、(階段が)あるのねぇ・・・
こちらは、工事用の足場のよう。
う~む、確かに何か工事中
崖にある穴の景色も、様々なものを連想させて面白い。
もう一息で展望台へ
五大堂という展望台へ到着。
しばし、下界を見下ろして景色を楽しむ。
向こうの崖の上にも建物が見える。
だれが、どうやって機材を運ぶんだろう?
さて、そろそと下りようか。
帰りは、すこし速足で(^-^)
とは言っても、登りで疲れているので、足はふらふらだったりする。
クジラが口を開けているような石
空也塔
信者が空也の供養のために建てる塔で、全国にあちこちあるらしいが・・・
登山口まで、ほぼ下りて来ました。
頂上でぽつぽつと雨が滴りましたが、特に傘をさすことなく無事下山。
「ほろびゆく もの美しき 遠き世の 供養の文字乃 苔にやつるも 」
山口素堂の句碑
抜苦門をくぐって門前町の方へ下りる。
また、大きな岩だなぁ・・・
駐車場をでて、ちょうど一時間。
お腹が空いたので、対面石のところにあるお店で食事をすることに。
窓際の席が空いていた。
芭蕉膳を注文。ご飯は、栗ごはんかきのこご飯かを選択できるのだが、きのこご飯にした。
そば、「もってのほか」と言われる食用の菊で作った酢の物、芋煮、ごはんがセットで¥1,360。
美味しく、量も十分です。
対面石のいわれ書き
あそこに登ったんだよなぁ・・・と振り返り。
レンタカー返却まで時間に少し余裕があるので、天童市を回ってから山形駅まえ戻ることにする。
山形駅 こちらはバスステーションかな。
思ったほど、将棋の駒の形でこてこてしていない。
ポストの上に王将の将棋の駒は愛嬌?
天童温泉
燃費を気にしながら走ってレンタカーを返却。
135kmを走って、燃費は、25.6kmだった。
ガソリン代は、別清算で¥810の実績。燃費de清算すると、キャンペーン中の特典で、QUOカード¥500分を貰う。ということは、ガソリン代は、実質¥310だったということね。
仙台行きのバス乗り場を尋ねると、すぐそばにある山交ビルのバスセンターから出ているとのこと。
山交バスセンターから仙台駅までは高速バスで移動。約1時間15分である。
仙台駅
構内では、JR東日本交響楽団による「杜の都コンサート」が開かれいた。
仙台空港 雨降り。
大阪に戻ってくると、26℃。仙台と10℃も温度が違う・・・蒸し暑い。
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