2014年9月20日土曜日

XR Rikenon 50mm F2 をEOS 5Dに取り付けるために改造

5Dのフルサイズセンサーで、Pentax用ののレンズを楽しもうかと…(^-^)

PK-EOSアダプター用レンズ改造 その2

今日は短焦点のRikenon 50mm F2がまな板の上に(^-^)

PentaxはRICHOに吸収される形になってしまったが、過去、マウントについてはRICHOにペンタックスのマウントの使用を許可していたので、RICHOの古い一眼レフレンズは、PentaxのPKマウントと同じである。

XR Rikenon 50mm F2は、和製ズミクロンとも呼ばれ、カチッとした写りで有名なクラシックレンズ。
(まぁ 価格は安いが、コストパフォーマンスが良かった ということか)

絞りのレバーと、レンズ保護用の出っ張りをなくせばいいわけだが…

背面から

斜めに
プラスチック多用で、ちょっとチープな感じは否めない(^。^)y-.。o○

絞りレバーはねじ止め?
ばらしてみないと分からない。

ねじ4本を外す。
書くのは簡単だけど、実際には、ネジが固くて外すのに30分以上かかってしまった。

こういう風にネジが固いときは、ドライバのお尻の部分を叩いて振動を与えて固着を外す。

で、やっと取り外し。

ありゃぁ 絞りレバーはネジ止めじゃないみたい。

リング部分と一体で折り曲げになっている。
しかも、プラスチックのガード部分と嵌めこみみたい。
コストダウンのために、バラスことは考えていない設計。
だからコストパフォーマンスが高いということね。

この構造だと、外すのがほぼ不可能。

しばし、どうするか考える。
ネットで調べると、金属のリング部を切断して、前部中身を取っ払っているのをみかけたが、もう少しスマートにできないものかと…。

絞りレバーは、ペンチで折りまげを繰り返して、疲労破壊でもぎ取ろうか…(^-^)
ガード部分は、ニッパでぺちぺちと切断することに。
要するに、後ろに出っ張っているものをなくせばいいのだから。

で、無事成功。
リングの中にあるのが、もぎ取った絞りレバー。
プラスチック製のガードの切断部は、後でヤスリで平滑にする。

で、こちらがPK-EOSアダプタ。
Amazonで、¥1,880
PENTAX ペンタックス K マウントレンズ → Canon キヤノン EOS ボディ アダプター 20D 30D 40D 50D など 並行輸入品」

というもの。
「日々是好日」 中国製でしょう。


 反対側 爪があるのね。

ためしに嵌めてみる。
アダプターのフランジからは飛び出ていないよう。

それを確認してから、マウント部分をレンズに嵌め直す。

で、もう一度、PK-EOSアダプタを嵌める。
回すのに結構力が要る。
フランジ部分の厚みが薄いので、アダプターを回す時に結構手が痛い。

EOS 5Dに取り付けてみる。

シャッターを切って、ミラーとの干渉チェック。
一応、問題ないようですね。

尚、本家のアダプターは、宮本製作所という会社。
こちらが元のようです。
http://homepage2.nifty.com/rayqual/pk_eos.html

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