2012年10月17日水曜日

今回の出張ツアーのハイライト ボロブドゥール遺跡

10月13日(土)11時頃、いよいよボロブドォール遺跡へ入る。

入場料は、外国人は、$20である。日本語の観光ガイドさんを用立てて貰った。
入口で記念撮影する人達が多い。

結構石段あるなぁ・・・。
「京都の伏見稲荷とどっちが大変?」と聞いたら、こちらの方が楽やろう(^-^)とのこと。

入口を振り返ってみる。

登る前に、木陰でガイドさんから遺跡全体の構成などのお話を聞く。
8世紀の終わりに作られたとのこと。日本は、平安京の時代でしょうか。
アジア南方(タイやカンボジアなど)には、小乗仏教が広まったが、ここは、大乗仏教の遺跡ということらしい。
ボロブドゥールの構造は、仏教の三界をあらわしているとされ、
下から、基壇は人間のいる欲界、
その上は神と人間が触れあう世界である色界、
さらに、その上部が神のいる無色界。
そのような話を聞いてから登り始める。


下から順に、ガイドさんの説明を聞きながら登るのだが、石からの照り返しで暑いこと。


無色界に登ると、ストゥーパの中に、仏像が安置されている。
(中は見えない?見え難いが、一基だけ、卒塔婆が外してあるところがある)
日本の卒塔婆:サンスクリットの「stûpa(ストゥーパ)の音訳 

入口の方向が、ムラピ山の方向(かな?)
この山の火山灰に埋もれたとか、イスラム教徒の破壊から守るために埋めたとか諸説があるらしいが、1850年代に発見されて復原工事が始まったとのこと。

この無色界のフロアを3周回ってお祈りをするのが良いらしい。
(ガイドさんに勧められて実行する)
 


72基のストゥーパの内、唯一仏像が見られるようになっているもの。


芝生の広場の方へ歩いて降りて行く。
階段の手すり部分・・・なんだろ?

芝生の奥行きがあるので、こちらの方向からは、写真1枚に旨く収まる構図がとれる。

昼食をとるために、遺跡近くのホテルのレストランに向かう。

眺めはこんな感じ。

汗を拭きながら、まずはビールで。
早速、欲界に戻ってしまう(^-^)

コックテールスープと、ナシゴレンスペシャルで、遺跡を見ながらゆっくりと時間を過ごす。

お疲れさまでした。
14時、ジョグジャカルタ空港へ向けて出発。
約1時間半だから、15:30頃着の予定。16:40発のデンパサール行きに搭乗予定なので丁度良い時間のよう。


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