2013年6月15日土曜日

Richo GR Digital 解体・CCD清掃メモ

出張時のスナップ用に使用しているRicho GR Digitalであるが、CCDの表面に埃が入ったのか、ゴミが写るようになってしまった。

真ん中左あたり・・・でっかい埃(ーー;)

テスト用に撮影してみると、左下あたりも
絞りが5以上位になると顕著に写り込むようだ。

なんで、コンデジなのに埃が入って来るんだろうと思って調べると、この初代のGRでは有名なことらしい。

解体・CCD清掃の情報もネット上にたくさんあるので、今日はCCDの清掃をすることに。

今日のまな板のデジカメ(^-^)


この裏ブタを外すとCCDがあるのだが。

 まず、電源を入れてフラッシュをポップアップさせておく。
(後でわかったのだが、上部の軍艦部は外さなくてできるので必要ない)

側面部 ラバーをめくってビスを出す。

上から2本を外し、下の1本は残す。
 (これを外すと、背面のネジ留め用の金属板がずれて、あとでビスを締める時に苦労する)


裏ブタを外す時に、分離できるように、ラバー接着用の両面テープをフタの境界部で切断しておく。(写真:真ん中あたり)

もう一方の側面部も、裏カバー側のネジだけを外す。

底部も裏ブタ側のビスだけを外す。

次に、上部の軍艦部を。
まず、左上のストラップ穴の中にあるビスを1本外す。

ストロボ用のホットシューの板ばねを外す。
ドライバーを入れて、裏ブタ側にこねるとばね部だけが外れる。

出て来たビスを4本外す。

 軍艦部を上側に少しずらして、裏ブタを外す。
(軍艦部を外すには、ストロボ側のネジを外さないとできない。これが厄介。
取り敢えず、それはしなくても裏ブタが外れれば、CCDの清掃はできる)

少し外して、手前から持ち上げると、プリント配線で拘束されるので、
コネクタ接続部の押さえをマイナスドライバー等で90°起こして、ケーブルを外す。


裏ブタが90°立った状態。
金属で押さえのビス3本を外す。

 左側から持ち上げると・・・おぅぅ・・・CCDが出て来た(^-^)

CCDの表面を良く見ると・・・写っていた埃がしっかり見える(^-^)
これであれば、シュポシュポブロアだけで良さそう。

清掃後

ビスを取り付けて試運転。
おやん?・・・真っ白。
壊した?
そういえば、コネクタがしっかりと刺さってなかったかも。

再度、解体。
あら~ん・・・やっぱり外れている。
今度はしっかりとピンセットで奥まで差しこみ、コネクタ押さえをセット。

ネジを元に戻して、テスト撮影。今日は曇天だなぁ。
絞りが4.9だけど、この状態では良いみたい。

テスト撮影・・・室内で絞りが開放あたりなので埃混入のテストにはならないかもしれないが・・・


近づいてマクロ撮影

歯とか(^-^)

瞳の中

鼻紋(^-^)
 相変わらず、あっさり系の色合いだが、まぁ・・・ええんじゃないかしら。

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