2013年6月8日土曜日

Micro-NIKKOR 55mm F2.8 分解・手入れを

花の写真を撮っていると、やはり・・・マクロが欲しくなる。
PentaxのFA マクロは結構高いし・・・と手頃なものはないかと探していると、NikonのAi-S 55mm F2.8 マイクロなるものがシャープで良いとか。
カメラのキタムラで探してみると、なんば店で専門修理業者さんでの手入れ済みのものが¥17,980、近くのカメラのキタムラでも同じ値段のがある。

なんば店での整備済みの値段を出して、¥1,000程度負けて貰って買おうかなぁと考えてお店に行ってみる。

ショーケースから出して貰って、動作を確認してみると、
「あれ? これ、絞りが動かないんじゃないですか?」
店員さん 「・・・? ちょっと、カメラに付けてテストしてみます:
・・・ ほら・・やっぱり動かない。

「NikonのMicroが欲しくて来たんだけど、絞りが動かないんだったら、ジャンクで買っても良いですよ」 と言うと、
「ちょっと、仕入れ値を調べてみます」 と、店員さんとカウンターへ。

店員さん、PCの画面を見ながら、値付けをいくらにしようか思案していらっしゃる。
こちらから切り出すことに・・・(^-^)
「最悪、解放でしか使えないんだったら、う~ん・・・¥3,000でどうですか?」
(仕入れ値は、¥3000~¥5000だろうなぁ と踏んだ次第)
・・・「はい・・・、じゃ、¥3000でいいです」と店員さん。

¥17,980覚悟で行ったのだが、¥3,000で済んじゃった(^-^)
でも、自分で手入れしないと。

さて、まな板の上に出して、ネットで分解方法を調べる。


早速分解。前から・・・

ゴム足を当てて、中のリングを外す。

外すと、3本のネジ。

カメラ側の方から、絞りのレバーのところをピンセットでつつくと、絞りが出て来た。
思ったとおり、オイルが滲んで絞りの動きを悪くしている。

前から順にレンズを分解。ついでに、レンズも綺麗にしておこうか。
前玉の方は、分解の痕跡があるなぁ。
まぁ、やっぱり¥3000程度のものかぁ・・・と納得。

絞りが出てくる。
取り敢えず、前から綿棒にアルコールをつけて油を拭き取る。

これを何回か繰り返して、前側は少しは良くなったか…

反対側からも、拭き取りをしたいが・・・

結局は、ネジが固くて、後玉の方は分解しないことに。
あまり深追いをすると、壊してしまいそう。

取り敢えず絞りが動くようになったので、後は、前玉のレンズを中性洗剤で洗って順番に組み付ける。

テスト撮影。

さすが・・・定評があるだけに、細部がくっきりなような(^-^)
(アップロードした800ドットの解像度では分かり難いかもしれないが・・・)

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2013/11/01 絞りが、また動かなくなったので、意を決して今度は後ろから分解。
こちらのURLが分解に詳しいので参考にした。
http://blogs.yahoo.co.jp/shunjikun52/61881502.html

最初、マウントのネジが固く回らなかった。(前回、これで諦めたが・・・)
こういう時は、ドライバを当てて、ドライバのお尻をとんとんと軽くたたくことを思い出した。
で、その後、反対方向(締める方向)に、一度、グッと回してから緩める方向に回すと良い。
これで、マウントのネジ3本を外した。
後は、参考のURL通りにやれば分解できる。
内部のネジは、流石ニコンというか、ネジロックが塗ってあって緩み止めがしてある。
これは、再度組み立てる時は、マニキュアで代用(^-^)

さて、絞りユニットが分解できたので、お皿にベンジンを入れて浸ける。


30分くらい浸けて、途中、絞りレバーをカシャカシャ動かして油を出す。
取りあげて、ベンジンを振って出し、ティッシュを下に敷いて、再度絞りレバーでカシャカシャ(^-^)

しばらくすると、一旦、ベンジンが少なくなっての粘性か、絞りの動作が固くなるが、指でレバーを挟んでカシャカシャやっていると乾いてきたら、動きが軽くなった。

で、再度、組立。
これでしばらく大丈夫かな(-。-)y-゜゜゜


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