2022年3月10日木曜日

阿字ヶ浦で昼食後、犬吠崎のホテルへ

偕楽園を出て、常陸那珂有料道路に乗って国営ひたち海浜公園方面へ。

この時期、海浜公園に花はなさそうなので道路からと思っていたのだが、道路から公園はほとんど見えなかった。

常陸那珂港ICでおりて、海岸沿いを南へ下る。

阿字ヶ浦で昼食場所を探すが、蔓延防止がでているせいかほとんどのお店が開いていない。

やっとみつけたお食事処 ごとう 


お店に入って、浜側のテーブルについた。

地震と津波はどうだったんですか? と聞くと
「奥の厨房側は、食器も全部落ちて割れたけど、こっちの浜側の方はおばあさんが集めていた貝殻細工とかを置いていたんだけど、不思議と何も落ちずに無事だったんですよ。おばあさんが守ってくれたんですかねぇ」と。

津波の方は?
「常陸那珂港を守るために沖合に一文字の防波堤があるでしょう。あれを造るときは、水平線が見えなくなって景色が悪くなるとかの反対意見もあったんだけど、あれのおかげで津波を跳ね返して阿字ヶ浦は無事だったんですよ。でも、ライフラインが止まって炊き出しとか大変でした。その後は避難所暮らしがしばらく続きました。」と、当時の様子を教えてくれた。

で、注文しておいたタイとホウボウの造りが^^

次に、定食セットにしたので涸沼(ひぬま)のしじみ汁が出てくる。
まぁ、このどんぶりがでかくてしじみがいっぱい。
身をむしっている間に日が暮れそう。
途中から家内が身をむしってくれた^^

食事後に阿字ヶ浦の浜の方へ出てみる。
確かに沖合に防波堤があるわ。

阿字ヶ浦を出て、大洗を通る。
大洗は観光地だけあって開いているお店も多い。

途中から陸側に入って霞ヶ浦沿いを走る。
そして、鹿島神宮 西の一之鳥居へ

鹿島ー高千穂レイラインの起点となる東の一の鳥居が有名であるが、西の鳥居は水に浮かぶ鳥居として写真映えする。


しじみ汁で時間を潰してしまったので、鹿島神宮には寄らずに犬吠埼へ向かう。
銚子大橋を渡って茨城県から千葉県へ。


銚子港へ夕日の撮影で立ち寄り。







17:45に以前に息子と泊まったことがある犬吠埼観光ホテルへ到着。
2間続きの部屋を準備してくれていた。

浜辺が近い宿である。


夕食

津波はどうだったんですか? と、ここでも尋ねる。
「引き波はすごくて、沖の磯が全部見えましよ。お客さんはいるし、逃げられない。温泉のお風呂は半分水がなくなりました。でも、どういうわけか押し波はほとんどなくて助かりました。」
そんな話を聞きながら地酒でいっぱい。


家内はビールで^^

いつの間にか、お客様は私達夫婦だけになっていた。

絶え間ない潮騒の音を聞きながら眠りにつく。

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